不要になったベビーカーの正しい捨て方
子ども一緒におでかけしたり、買い物をしたりして、大切に使ってきたベビーカーも、子どもの成長とともに使わなくなるときがきます。
ベビーカーは思い入れもありますが、保管するにしても場所も取るため、処分を検討している方も少なくないでしょう。
ベビーカーを捨てる方法は、大きく分けて3つあります。
ベビーカーの捨て方①粗大ゴミとして処分
ベビーカーは、自治体が回収する粗大ゴミとして捨てることができます。
粗大ごみのルールは自治体によって違いがあるため、受付方法や処分費用も一定ではありません。
ほとんどの地域で、500~1,000円程度の処分料がかかります。
自治体によっては、“燃えないごみ”として処分できる場合も
粗大ごみの定義は地域によって異なるため、ベビーカーが粗大ゴミに該当しない場合もあります。
ベビーカーが粗大ゴミの対象品目にない場合は、“燃えないごみ“として処分できるケースがほとんど。
ただし、ベビーカーにはさまざまな大きさ、形状のものがあるため、燃えないごみとして捨てられる記載があっても、一部対象外となっている場合もあります。
例えば、神奈川県座間市の粗大ごみ出しリーフレットには、下記のように記載があります。
折りたたみが出来るものは燃えないごみです。
双子用のものは、折りたたみが出来ても粗大ごみです。
1人乗りのベビーカーは燃えないごみに出せても、2人乗りの大きなベビーカーは粗大ゴミ扱いとなるのです。
粗大ゴミとして処分する際はもちろん、燃えないごみに出せる場合でも、ベビーカーの処分については細かくルールが決められていることもあるので、詳細を確認しておくと安心です。
ベビーカーの捨て方②ベビー用品店に寄付
今まで大切に使ってきたベビーカーは、ゴミとして処分することをためらってしまう方もいるでしょう。そんなときは、ベビーカーを寄付する方法もあります。
ベビーカーの寄付先は、非営利団体などもありますが、「ベビー用品店」への寄付をおすすめします。
赤ちゃんや子どものアイテムを取り扱うベビー用品店では、中古のベビーカーを探しに来るママがたくさんいます。
ベビーカーをこれから必要としている人へ譲ることができるのは、ベビー用品店ならではの魅力です。
ただし、ベビーカーの状態によっては、寄付ができない場合もあります。
ベビーカーの捨て方③不用品回収業者に依頼して回収
ベビーカーは、不用品回収業者に引き取ってもらうことも可能です。
自治体が回収する粗大ゴミや燃えないごみの場合、処分するまでに時間がかかります。
しかし、不用品回収業者であれば最短で即日回収を行っているため、今すぐ手放したいときに便利です。
ただし、粗大ゴミとして捨てるより、料金は高めになります。
不用品回収業者は、回収するものが多いほど割安になるので、ベビーカー以外にも不用品がたくさんあるのであればお得に利用できます。
ベビーカーはいつまで必要なのか
ベビーカーをいつまで使用するのかは、商品によって違いがあります。
ベビーカーにはさまざまな種類があり、ものによって対象年齢や体重制限も異なるため、一概に何歳までとは言えません。
新生児から使用AB型ベビーカーの場合、長いものだと「48か月(4歳)まで」使用できるものもあります。
一般的なベビーカーだと、17kgくらいまでが体重上限としている商品が多いです。
まとめ
今回は、不要になったベビーカーの正しい捨て方について、詳しく解説いたしました。
- ベビーカーは、粗大ゴミに出すのが一番手軽で経済的
- 地域によっては、ベビーカーを「燃えないごみ」に出せる場合もある
- 状態が良いものや捨てるのに抵抗がある場合は、ベビー用品店への寄付もおすすめ
- ベビーカーの使用時期は「4歳」もしくは「17kg」まで
ベビーカーは子連れの外出時にも便利なアイテムなので、ベビー用品のなかでも比較的長期間使うことができます。
不要になったベビーカーを処分する場合は、状態に応じて適切な方法で手放しましょう。